こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。
本日は、抱っこひも(もしくはおんぶひも)の調整の仕方、第2弾です!
第1弾はこちら。

今回は
赤ちゃん側
から考えた、抱っこひもの付け方について解説します。
大事なのは、”お尻”?!?!
猫のおしりはかわいい・・・
おしりの位置が定まらない状態での抱っこやおんぶ、実はよく見ます。
この状態のまま長時間姿勢をキープするのって赤ちゃんはとってもしんどいんです。
落ち着かない状態ってどんな?
落ち着く状態とは、身体が無理に力が入ったり、力が抜けすぎたりしない姿勢、ということです。
人間の背骨は大人になると自然とS字カーブに近づいていきますが、赤ちゃんはカーブが出来上がっていません。
生まれたころは丸っこいU字。
首が座り、お座りできるころに向けて少しずつJ字のカーブになっていきます。
歩くころにはS字が出来上がるわけですね。
つまり、このカーブと異なる姿勢を長時間とり続けることが、落ち着かない状態、といえます。
骨盤の向きによって、顔の向きまで変わる?!
※商品はイメージ
この写真を見てどう思いますか?おそらく首が座っている赤ちゃんでしょうから、
背骨はJカーブである必要があります。
うーん、、、どうやらUカーブっぽいぞ?と感づいたあなた、もう達人です。
この抱っこの仕方では、お尻うまく支えられておらず、腰が必要以上に丸くカーブしてしまっています。
顔はやや苦しそうに上を向いていますね。
大人で言えば、こういう姿勢になっているわけです。
これなら悪い姿勢なのは一目瞭然ですよね。
あなたの赤ちゃんは、眠っていないときもやたらと首をそらせて上を向いていませんか?
それは、「お尻がずれて落ち着かないよー!」のサインかもしれません。
椅子に座るイメージを
一方こちらの写真はどうでしょうか
赤ちゃんがまるで椅子に座っているように、おしりがプリっとしている感じがしますね。
これが、安定したお尻のイメージです。
お尻が安定すると、その上の腰や背中はまっすぐと楽に伸びていきます。首も反っていませんね。
うまくJ字カーブにならない!どうしたら?
お尻をしっかり支えた姿勢で抱っこするためには、以下のポイントが大切です。
1.紐を緩めて使わず、しっかりとしめる
紐が緩いと、赤ちゃんの位置が下に下がりがちになります。自然と抱っこひもの中で”ずり落ちる”ような状態になるため、お尻が落ち込みUカーブになりがちです。
2.赤ちゃんのお尻をしっかり抱きあげてから、抱っこひもに入れる
そもそもはじめの姿勢がずり落ちていませんか?お尻をしっかりと抱き上げ、固定した状態で抱っこ紐をあてがいましょう。自然と赤ちゃんの位置も上に上がります。
3.それでも上手くいかないときは
抱っこひもの種類を変えてしまうのも手です。
基本的に、赤ちゃんの姿勢がずり落ちているときは、使用者にも負担が大きくかかります。なので、両者のメリットを考えると、おんぶ紐、スリット、抱っこ紐、色々試してみるのもアリ。
そんなこと言えるのは潤沢な資金をお持ちのご家庭だけでは?!という方、ご安心を。
ロールしたハンドタオルを入れる、という方法もあります。
お尻の座骨(椅子に座ってお尻の肉の下に手をいれたときに、ゴリゴリあたる骨)の下を目安に入れてみてください。この方法、オフィスワークでお悩みの大人にも使えます↓
まとめ:よくわからないときはマネしてみる
色々読んだけどよくわからない…となったアナタ、大丈夫です。
最終兵器は、赤ちゃんの姿勢をマネすることです。どこかつらいところはないか、痛くないか
赤ちゃんは大人より柔らかいとは言え、負荷がかかる点は変わりません。
赤ちゃんもキャリーユーザーも、楽で楽しい育児をしていきましょう☆
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