【POST】若手リハビリセラピストが途上国に出るべき3つの理由

セラピスト

こんにちわ、脱日本系理学療法士のかなこ(@MinmachiBuho)です。

理学療法士は10万人を突破し、買い手市場になる日も近い?昨今ですが

20代~30代の若手セラピストの皆さん、

100年ライフの現在、あと40年50年スキルを落とさず業務を続けられそうですか?

 

私はというと、4年で早々に見切りをつけてしまいました。

その後青年海外協力隊・開発コンサルタントとして海外の医療保健・障害者関連の事業に関わり早3年以上。

その中で気づいた「若手セラピストが海外(特に新興国・途上国)に出るべき理由」について説明します。

理由①:市場がとにかくデカイ

今回は、私が現在関わっているメキシコを例に挙げて考えてみます。

人口はすでに日本を越えており、ピラミッドはまだまだ三角形。

さらに人口増加は向こう40年続くとされており、
2060年には1億6600万人になると推測されています。
(ちなみに日本は1億人まで減少しているころ)

 

今度は、メキシコにおける死因上位5つを抜粋してみました。

第一位 糖尿病 15%
第二位 心血管疾患 13.4%
第三位 肝疾患 5.4%
第四位 脳血管疾患 5.2%
第五位 慢性呼吸器疾患 4.0%

ずばり、生活習慣病によるものがほとんどです。

(メキシコは新興国ですが)途上国における死因というと、感染症が起因のものが多いイメージがあるかもしれませんが
現在は、国際協力のフィールドでも、この”非感染性疾患”がターゲットとされています。

 

最近メキシコでは、保健省(日本でいう厚生労働省)により、
肥満対策の啓蒙ポスターが随所に貼ってあるのですが、それによると

成人の10人に7人、子どもの3人に1人が肥満です

とのこと。

これは世界20位の肥満率です。(ちなみに日本は166位、上下はマラウイ・コモロです)

 

今後人口がどんどん増加し、数十年に渡って高齢化が進んでいく国、メキシコ。

かつ、生活習慣病の有病率が非常に高く、医療の発展もあって障害を抱えながら生きていく人も非常に多くなっていくと考えられます。

 

どうですが?やれることめちゃくちゃあると思いません?

 

しかも、メキシコではようやく理学療法士の養成校がいくつか日の目を浴びてきているところで、
OT・STに関しては未開拓です。

理学療法も通院型の物理療法がメイン。もしくは個人クリニックですが規模はいずれも小さく、
脳卒中等の回復期の積極的集中的対応や、廃用症候群・介護予防などもちろんノータッチです。

一般成人にもようやく健康づくりで運動、という概念が一部意識の高い人々の間で広まってきた程度です。

 

 まさに、市場しかない! という感じ。


理由②:何をやっても第一人者になれる

つまり、徒手療法をやろうが、スポーツ領域に入ろうが、訪問事業をやろうが、あなたがパイオニアということ。

 

日本では、どこに行っても先駆者にぶつかります。

もちろん、先人に憧れ、ライバルたちと切磋琢磨することは素早いこと。

ただ、そんなことしてる間に舞台に立つ間もなく年取っちゃうよって話です。

 

まして、今はオンラインで勉強が出来てしまう時代。

日本から離れて1人で働いていたとしても、技術や知識をアップロードしていくことは可能です。

理由③:働き方のリスクヘッジが出来る

日本における理学療法士の行く末は、非常に不透明だと感じています。

 

超高齢社会になり、医療保険は削減され、介護保険も無尽蔵には使えなくなっていく。
新資格取得者はまだまだ増加し、人件費の面でいえば新人を雇う方が安く上がる。
AIが導入され、リハビリにもテクノロジーの波はどんどん迫ってくるでしょう。

 

そうなったとき、あなたはどのようなキャリアに進みますか?

独立する?開業する?

そんなときに、「じゃあ途上国に行ってみよう」というのも、1つの大きな選択肢になると考えます。

まとめ

今まではセラピストが海外=先進国で留学、くらいのイメージしかなかったと思いますが

これからは 「新興国に技術とシステムを輸出」していく時代 です。それが、もちろん世界への貢献にもなります。

 

超絶少子高齢化の中で切磋琢磨する日本リハビリセラピストの底力、世界にとどろかせていきましょう。