【原因と対策】発症率20%!?産後うつについて知ろう

こどもとスクスクLAB

こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です!

 

先日、NHKにて衝撃的なニュースが報道されました。

 

国立成育医療研究センターの調査によると、
2年間のうち、産後の女性の死因として最も多かったのは”自殺”である―

 

この研究では自殺の原因までは調査出来ていませんが、
産後の自殺=産後うつが原因の一つではないか、とされています。

 

実際産後うつの発症率は産後女性の10~20%とされており、 一般的なうつの5倍以上の発症率 ということがわかっています。(参考文献↓わかりやすく、オススメです)

 

産後うつは、母親の心身だけでなく、

  • 母子の愛着障害
  • 家族の心身の健康
  • 家庭の機能不全

など、さまざまな影響をもつといわれています。

産後の方も、出産前・妊娠前の方も、みんなでその原因や対策について学んでいきましょう。


産後うつの症状とは

産後うつの代表的な症状として、

  • 子育てに自信がなくなる、子どもが可愛くない、などの子育てへの自己評価の低下
  • 食欲、睡眠、意欲の低下
  • 疲労感
  • 死を考えてしまう

参考:e-ヘルスネット

などがあります。

うーん、でもコレって子育てしてたら当然なんじゃ?!寝れない、疲れる、子育てに自信がもてないなんて当たり前…

そうなんです。そのため、産後うつを患っている本人でさえ全く気付かず、 家族にも「育児で疲れているだけ」と見逃されることが多いんです。 

助産師や医師などには「子どものミルクの飲みが悪くて」「寝つきがわるくて」といった、”子どもへの心配事”として相談されることがほとんどだそう。

 

ちなみに産後うつには専用の症状チェックリストがあります。一度トライしてみましょう。

エジンバラ産後質問票はコチラから

 

なぜ産後うつになるの?

産後うつの原因として、以下のようなものが考えられています。

 

  • 急激な環境の変化によるストレス
  • 周囲のサポート不足
  • エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの急激な変化

産後うつ=ホルモン、といったイメージもありますが、それはあくまで一要因にすぎず、

ストレスの溜まりやすい環境の上、ホルモン変化の影響でストレス耐性の低下した脳がそれを処理しきれず、

脳がさらにストレスを感じやすくなる、といった悪循環を生んでしまうということです(E-ヘルスネット)。

 

産後うつになりやすい要素

産後うつを発症しやすいリスクとして以下のものが挙げられます。

  • 妊娠前、及び産前うつに罹患していた
  • 比較的若い妊婦(上記NHKの記事では、35歳以上で自殺の割合が比較的高いとあったので、ここは不明確です)
  • 子どもが多い
  • 社会サポート(育児サポート、気持ちのサポート)が少ない
  • 核家族
  • パートナーとの関係性が良好でない

などです。

これも…今の日本社会ではほとんどの人が当てはまるのでは!?と思います。特に社会サポートの少なさ、核家族という点。

参考:Web MD(https://www.webmd.com/depression/guide/postpartum-depression#1)

 

また、ストレスを抱えて脳の機能が落ちている状態では、赤ちゃんの泣き方をネガティブに捉えてしまう傾向が強まるそうです。

「赤ちゃんに責められている」と感じる方は、すでにストレス度合が相当高いと考えて良さそう。

 


苦しくて当たり前、じゃない!ちゃんと治療を受けよう

多くの産後うつの症状に対して

「子育てなんだからつらくて当たり前」と批判する傾向があります。

 

ちがーう!
当たり前、我慢するもの、じゃないんです。

産後のうつ傾向によって前述のように

  • 母子の愛着障害
  • 家族の心身の健康
  • 家庭の機能不全
などに影響があります。社会全体で取り組んでいかなくてはいけない課題です。
”あなたの問題”と考えなくていいんです。

 

なかむら
なかむら

我慢、百害あって一利なしだね

どんな治療があるの?

基本的には抗うつ薬などの治療薬を使用することが一般的。

最近では量やタイミングなど、授乳中の方に対してのエビデンスも蓄積されてきているとのことなので、一度専門家に相談してみるのが良いでしょう。

また、ご家族も交えて「今、何をやらないでいいのか」と家事や育児のタスクを整理していくことも解決の一歩です。

かかりつけの医師、精神内科医、助産師などに相談をしてみましょう。

 

 

プレママには予防も大切

産後ママ、プレママにとって、さらに家族にとっても産後うつは大敵です。

とくに上記のような「産後うつにかかりやすいリスク」を抱えている方(ほとんど全てだとは思いますが)は、前もって対策を打っておくことが重要です。

  • 周囲のサポート体制を(出来れば産前に)整える、とにかく辛いと声を上げる
  • 子育ての理想を捨てる。生きていれば良し。
  • 屋外での中程度の運動(早歩きで散歩、ジョギングなど)を短時間でも良いので取り入れる
  • パートナーとの関係に時間を使う
  • 友人との関係を断ち切らない(精神的孤独が一番の敵!)
  • 寝る、とにかく寝る。赤ちゃんが寝たら寝る。

参考:https://www.webmd.com/depression/guide/postpartum-depression#3

 

産前からこのような点を気を付けて環境や心身を整えておくことが非常に重要です。

だって1/5のママがなるんですからね。

なかむら
なかむら

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まとめ

日本では見逃されがちは産後うつ。

あなたやあなたの大事な人は、子育てを楽しめていますか?

楽しめない自分を責めずに、一度落ち着いて、自分の身体と心と向き合ってみましょう。

それが、「子育ての最高速度」です。

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