こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です!
本日Free PT salon 代表である吉田さん(@kibou7777)さんと公開対談しました
Free PT salonの仲村さんとオンラインセミナー。
メキシコからつながる。海外のセラピスト事情、リハビリ、国の文化から考える障がいの捉え方。
控えめに言ってもめっちゃくちゃ面白かったし、視点が一気に広がった。
まじでありがとうございます。
9/28楽しみっす!!! pic.twitter.com/0JVNbTLUOC
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2018年9月15日

いやー、褒めてもらって嬉しいです(単純)
今回対談中に来月JOCV受験予定の方から「青年海外協力隊に行く前に、どんな準備が必要ですか?」と質問がありました。
あんまりパっと思いつかなかったのですが文字に起こしてみたら色々でそうだったのでこの機会にまとめてみました。
簡単に言うと、仲間づくり!!です。
セラピストだけでなく他の職種の方にも共通する部分が多いと思うので是非参考にしてみてください。
高いスキルよりも広い視野
協力隊のセラピスト要請は大きくわけて何個かのカテゴリーにわけられます。
- 一般病院にてリハビリ実施・スタッフ指導
- 地域のNGO等でリハビリ実施
- Community Based Rehabilitation(CBR)実施団体に配属
がメインです。
つまり、高度かつ先端技術が求められる場面は少ない。
それよりも、
- ポイントを基礎知識がない人間にどうシンプルに、端的に、かつ響くように伝えられるか(スタッフ指導は必須で求められる)
- ”リハビリはしてもらうもの”と思っている患者や家族に、どう意識を変えてもらうか
- 他職種とどう連携するか、自分のプレゼンスを示せるか
といったことが重要になってきます。
あとは、一つでもいいから パっと目を引く技術 があると、掴みが取りやすくなるかな。
例えば私の場合はインソールをフェルトのような安価な素材で簡単につくる方法をワークショップとして実施して、大学で授業を勝ち取りました笑
長期的な目で見るとちょっとズルい手ですが、こういうのも一個持っておくと強い。
無茶ぶりでも対応しなくちゃいけない
これが日本との大きな違いですね。
「30分後から〇〇について講義してね!相手は30人!」
みたいなことがザラにおきます。
日本で大勢の前で話したことがなくても、日本人ボランティアという看板がつくと一気に有名人扱い。何でもできないといけないんですよ笑
でもそこで「出来ない」と言わないこと。とにかくやる。やってみる。
これは準備すべき、というか覚悟しておくことです。笑
猛烈なアウトプットの2年間がそこにはあります。

私も日本語より圧倒的にスペイン語の方がプレゼン上手いです笑
あわせてこちらもドウゾ!

何でも相談できる仲間づくりが後から活きる
本日のメインテーマはここでした笑。
自分が見たことがない疾患や分野がふっと沸いて出てくるパターンも多いです。
切断患者さんの施設と聞いていったのに、なぜか脳性麻痺の子がめっちゃ利用してる、とかそんな裏切りはザラです。
私も心身に障害のある児童のための特別支援学校と聞いていったのに、フタをあけたら視聴覚障害児の学校だったときはひっくり返りました笑。
なので、「これは自分の経験じゃ対応できない!」という事態に出会ったときにサっと質問できる相手がいるかどうか? これってとっても重要です。
冒頭で話したFree PT Salon などには、他分野の疾患に精通されている方が多いので、なにかあったときに適確なアドバイスがもらえる可能性が高いです。
サロン以外でも、前職場の先輩や同僚など、退職してからもいい関係を続けられるように辞め方も気をつけましょう笑
まとめ:準備と意気込むなかれ。世界を広げよう
タイトルから準備すべき、と銘打っといてあれなんですが、私はなんも準備しませんでした。笑
上記のことは、やってません笑。
今振り返ると、もっと相談できる基盤を作っておけばよかったなーという機会はたくさんありました。
是非、出国までの期間に仲間づくりをしてみてください(^O^)
特に小児疾患は急に振られることが多いと思いますので小児を見たことがない人、筆者まで連絡いただければもしかしたら実習できる場所を紹介できるかもしれません。お気軽にどうぞ。
きっと楽しい2年間が待ってますよー!楽しんで・無事に過ごしてきてください(^O^)
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