こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。
先日Twitterでこんな番組を発見。
発達障害のある子や外国から来た子など、多様な子どもたちがお互いを知ったり考えたりする番組、u&iレギュラー化☺️私は監修として参画中。先生方、授業の教材としてご活用ください。きゃりーさんや伊野尾さんが声優をしてくださることにより、より多くの人に届き、多様な子たちが生きやすい社会へ! https://t.co/pgJafUGvms
— 野口晃菜 Akina Noguchi (@akinaln) September 25, 2018
インクルーシブ教育を研究・実践する野口さんが監修!?気になる!
ということで、放送内容を確認してみたところ…
め、めっちゃええやん…!!!
となったので、今日は皆さんにご紹介したいと思います。
多様性ってなに?普通ってどういうこと?
そんな疑問を少しでも感じたことのある方に、めっちゃオススメです!
あの子はなぜ違うの?をわかりやすく解説
LITALICOの野口さんをはじめ、特別教育の現場や研究の第一線で活躍されている方々が監修をしているこの番組
発達障害などの子たちが抱える「困り感」や「生きづらさ」が生まれる原因について、
「あの子はなぜ〇〇なの?」という疑問についてわかりやすく解説してくれます。
(番組HPより) ※吹き替えがHey!Say!JUMPの伊野尾くん、きゃりーぱみゅぱみゅというのも、NHKの本気さを感じます。
クラスメイトのなぜ?に困っている女の子アイちゃんと、シッチャカ・メッチャカのトーク形式で物語は進みます。
第1回のテーマは「感覚過敏」
クラスメイトのユウくんが抱える「光を他の人よりまぶしいと感じる特性」について説明してくれています。
ユウくんが見えている世界はどんな感じなのか?
困ったと感じる行動にはどんな理由があるのか?
それを、心の会話、という形式を通して、ユウくん自らの口から解き明かしていきます。
素直に、「あー、そりゃつらいわ」と感じさせてくれる内容。
個人の感覚の違いを「カレーライスを辛いと感じる人、感じない人がいる」と身近で理解しやすくたとえてくれるのも、とてもありがたい。
学校教育用の資料も配布している
この番組HPにて特徴的なのは、
学校で同様のテーマについて取り上げる際の資料や板書案などまで得ることが出来るという点です。
現役先生監修だからこその心遣い!
どんなに良い内容だと思っても、それを伝える方法がわからなかったり、そこに誤解があると子どもたちは正しく理解できない可能性もあります。
私は教員ではありませんが、このGIVEの精神に感動しました。
子どもはもちろん、大人にも必要な知識
初回の感覚過敏をとってしても、初めて聞いた!という方は多いのではないかと思います。
私自身恥かしながら
- 画鋲の反射が眩しく感じる
- 光が平気なときとダメなときがある
などは、初めて知ることでした。
頭の柔らかい子どもたちに、「人との違い」「普通は人それぞれ」という事実をしっかりと理解してもらうことはもちろん重要ですが、それと同時に”大人も学ぶ”ことが非常に大切だと感じます。
あ、クラスにいたあの子もそうだったのかも。
会社にいるあの人ももしかしたら…?
今の社会を作っている私たち大人自身にも、「多様性について学ぶ」機会を与えてくれる番組です(^O^)
なぜ?を知って一緒に考えよう
先日こんな文章を見つけました。
クラスメイトを困らすその子は、本当は”困った子”ではなく”困っている子”」かもしれない
なんで彼は、彼女はこうなの?
そう子どもに聞かれたとき、同僚や友人にそう感じた時
「もしかしたら彼は〇〇で困っているのかも?」と考える、それこそが多様性の先にあるインクルーシブな社会です。
気になってきたアナタ、是非一度「u and i」をご覧ください!