こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。
赤ちゃんの首が座って、少しずつ動きが増えてくると足を持ち上げて手で持ったり、口にまで運んで舐めたりしてる!
ということありませんか?
こんな感じで

愛らしすぎてつらい!!
実はこの動き、ただ「足を舐めて楽しんでいる」だけでなく、赤ちゃんの発達にとっても重要な行動なんです!
今回は
赤ちゃんの足舐めが重要な理由と、足を使った遊びかたについて解説していきます(^O^)
体の探検がすべての発達のスタート地点
赤ちゃんの遊び、といえばどういうものが思いつきますか?
ガラガラをもったり、積み木を積んだり、ボタンを押してみたり…?
赤ちゃんは好奇心の塊ですが、外界を冒険する前に、自分の体を十分に探索する必要があります。

体を探索するってどういうこと?

自分の身体を触ったり、舐めたり、動かしたりすることです
それによって、体のパーツを学んだり、感覚を覚えたりすることが出来んですよ~
たとえば手を見つめたり舐めたりすることで手の存在を、足を触ったり口に運んだりすることで足の存在を覚えます。
さらに口に色んなモノを含むことで、少しずつ舌を器用に動かすことが出来るようになります。
これによりおっぱいを飲むだけでなく、口から食事をとる準備もしているんです。
たっち・あんよのための足づくり
産まれたばかりの赤ちゃんは、実はとっても敏感です。
手を触ればギュっと握り、足の裏を触れば指をぐっと丸めます。
これは原始反射といって人間が産まれ持っているものですが、ずっとこの原始反射が消えないとコレは問題なんですね。
たっちしようとして足をついたら指が丸まってしまう。おもちゃで遊ぼうとしたら握りこんでしまって離せない…それでは上手く動けませんし、楽しく遊べません。
そこで赤ちゃんは手や足を口に運んだり、握りあったりすり合わせたりすることで、この原始反射を少しずつ抑えていきます。
柔軟性と筋力アップのために、日々特訓中!
そもそも、あのポーズってすごく大変だと思いません?
大人で「仰向けの状態で口に足の指が届く人」ってあんまりいないんじゃないかと思います。
足を口まで運ぶという動きを行うためには、
・脊柱の柔軟性
・腹筋の筋力
・股関節の柔軟性や筋力
など、色々な要素が必要なんです。
赤ちゃんはそれだけ大変なトレーニングを自主的にやっているんですね。すばらしい、赤ちゃん!!
これはハイハイやたっち・あんよが始まったときにも基盤になる、人間の身体の中でとっても大事な能力です。
もし足を触ったり、舐めたりしないときは?オススメの遊びかた紹介
とは言っても、「じゃあ足を舐めさせないと!ほら!足だよ!舐めて!」とやったところで、赤ちゃんは言うことを聞きませんよね。
そんなときは足を使った遊びで一緒に楽しい時間を過ごしてみましょう。
写真のように、両足を持ち上げて顔の前に持っていってあげます。

両足を合わせたり、顔に触れさせたりすると喜ぶ子が多いですよ~
足に興味を持たせることがポイントです!
他にも
お尻のしたに丸めたタオルなどを敷いてあげるのも、筋力が足りない場合には良い補助になります。
楽しく遊んでいるうちに力は少しずつついてくるので、積極的に取り入れてみてください。
まとめ
赤ちゃんが足を触ったりモグモグしている姿はとっても愛らしいですが、実は大人が考えている以上に重労働だということがわかりましたね!
写真やムービーをとって愛でるだけでももちろん十分ですが、「コイツ、めっちゃ筋トレしてる!偉い!目指せマッチョ!」と思うだけでなんだか少し楽しい気持ちになりません?笑
赤ちゃんの仕草の一つひとつには理由があります。
理由を理解して、子育てをもっともっと楽しく感じられるようにしていきましょう(^O^)
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