こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。
私は平成27年度1次隊としてグアテマラに派遣されていました。
帰国が2017年7月1日。
現職に就職したのが8月6日。
メキシコへの初派遣が10月1日。
いやー自分でも想像まるで出来なかったほど超スピード展開でした。
タイミングがよかったこともありましたが、帰国前から求人情報を得ていたことも大きかったと思います。
そんな私に大きな助けとなったのがそう
JICAが運営するサイト、PARTNERです!
おそらく任国へ出発前に仮登録は強制的(笑)にさせられているハズですが、任国で必死に生活しているうちに
「PARTNERってどんなサイトだっけ?」とか「そもそもパスワードなんだっけ?」となっていると思います。

私もパスワードを問い合わせるところから始めました笑
PARTNERは本登録さえしてしまえば色々な情報を得ることができます!(本登録が壮絶に面倒くさいんですが…それにさえ負けなければ、それだけの苦労以上のメリットがあります)
今回は、私がPARTNERに登録してよかったー!!と思う理由をまとめていきます。
PARTNERに登録すると出来ること
前述のように、訓練所で登録させられるのは(当時)仮登録であって、本登録ではありません。
仮登録ではよくわからないメーリスが時々届くだけで読み飛ばしてしまう人がほとんどと思いますが、PARTNERは本登録することで本領発揮されます。
最新開発・国際協力関係の求人を毎日見られる
PARTNERのサイトでは開発・国際協力関係の求人検索をすることが出来ますが、
本登録することによって最新の「興味関心のある分野」についての求人情報が毎日同時刻にメールでお手元に届くようになるんです!
こんな感じで、気になる求人をクリックすると詳細が確認できます。
私の元には毎日10件くらいの求人が届きます。開発・国際協力系の求人ってこんなにあるんだなぁ~とみているだけでも面白いし、選択肢が増えますよね。
ちなみに私は帰国前から本登録をしており、帰国前日に現職の求人を発見、帰国翌日に履歴書を送るという超スタートダッシュ(見切り発車?)をすることが出来ました。
帰国隊員向け求人を見ることが出来る
国際協力系の仕事以外にも、「海外で働く」ことが出来る求人は意外とたくさんあります。
また、ともするとマイナス評価を受けやすい協力隊経験を”プラス”と考えてくれる企業を見つけることが出来るのがこの
「帰国隊員向け求人情報検索」
これは、仮登録でも見ることが出来たかもしれません…曖昧。
協力隊OBが活躍しているなどのケースが多く、運営曰く「書類審査は通っているようなもの」と考えていいそうです。興味もったらガンガン応募しちゃいましょう!
ただし、検索・閲覧は出来ますが応募は帰国後、となっています(裏道はいくらでもあると思いますが…)
国際協力以外の道で海外で活躍したい方はぜひ使用してみてください!

私は離島系理学療法士の仕事が気になる…
JICAの能力強化研修に申し込める
JICAが企画・運営している「能力強化研修」にも、PARTNERに本登録することで申し込めるようになります。
そもそも能力強化研修って何か?というと、
JICA専門家や開発コンサルタントなどの人材のスキルアップ目的で、JICAが多様なテーマに沿って数日単位でガッツリ「JICAの方針」や「現在、途上国の現場で行われているプロジェクト」、「プロジェクトを実行する際のポイントとなる知識や考え方」など、猛烈な濃さで提供される超お得な研修
です。
年間を通して21コースが開催されています(2018年度)。
・国際協力基礎講座
・都市開発
・環境社会配慮
・障害と開発
・災害復興支援
・ジェンダー
・ユニバーサルヘルスカバレッジ
などなど。多彩ですよね。基本的には受講は無料(資料代やアクティビティがある場合は別途)です。
私は「障害と開発」「ジェンダー主流化」を受講しましたが、これはもっとお金出した方がいいのでは…!?となるほど充実した内容でした。
申し込みの際には「国際協力の現場経験〇年以上」「〇〇の分野での業務経験×年以上」など色々条件がつけられますが、定員を大幅に超えていない限りは多少の経験不足は大目にみてくれそうです(体験談)。
申し込み締め切りは開催より数か月前だったりするので、帰国間近になってきている隊員さんは内容を確認しておくと「あーコレ出たかった!」と悔しい思いをしなくてすみます。
ちなみに本登録にも2~3週間かかることがあるらしいので、早めに動くことをお勧めしますよ。
オンライン上で履歴書作成&そのまま求人へ応募できる
これがPARTHER求人の便利なところと思うのですが、
サイト上で履歴書を作成し、そのまま求人へ申し込むことが出来るんです!
こんな感じ。
JICA専門家になるための必要な事項はもれなく記入できるようになっているのでモレもなく便利です。
JOCVの経験等も積極的に書いていきましょう!
ただし、写真はダウンロードしたPDFに自分で貼らなきゃいけないので注意してください笑
(すっかり写真を張るのを忘れて現職の面接に臨んだのは私…ドン引きされましたが何故か採用してもらいました笑)
まとめ:帰国前からの情報収集が視野を広げる
JOCVとしての活動期間中は今を生きることに一生懸命で、帰国後のことなんてなかなか考えられないですよね。
ですが
「どんな仕事があるのか」
「どんな選択肢があるのか」
を情報として知っておくことは、帰国後の初動をスムーズにします(早ければいいってことじゃないけど、時間のロスは減らせます←アラサーには大事!)
完全無料のサービスなので、国際協力に今のところ興味がない人も興味津々の人も、登録しておいて損になることはないと思います。ぜひコチラのHPをチェック!
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