こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。
長い時間抱っこ紐を使うと、肩がこってつらい…そんなときありますよね。
抱っこ紐の使い方を修正するだけで、肩こりや腰痛はだいぶ解消される、というのは以前の記事でも紹介していますが


わかっているんだけど、急いでいるときとか
抱っこ紐の調整が面倒くさくて…
という方もいるのではないでしょうか。
実は、抱っこ紐使用側がしんどい時=赤ちゃんにとってもしんどい姿勢
になっていることが多いんです。

もしかしたらあなたの赤ちゃんも肩こりに苦しんでいるかも!?
赤ちゃんが肩こりなんて!?
にわかに信じられないかもしれません。
今回は、抱っこ紐の使い方によって赤ちゃんが受ける影響について解説していきます。
ポイントは「赤ちゃんの姿勢」
こちらのイラストを見て、何か気づく点がありますか?
赤ちゃんのお尻かわいい(私が描きました。ありがとうございます)
赤ちゃんの後頭部かわいい(私が描き略

可愛いのは間違いないんですが、実はコレ抱っこ紐の悪い使用方法の例です
なんで抱っこ紐を使うと赤ちゃんが肩こりになるの?
抱っこ紐を使うこと自体が原因なのではなく
「抱っこ紐の中で長時間悪い姿勢になっていることが、肩こりの原因」
と考えてください。
抱っこ紐を使用しているとき、赤ちゃんの姿勢をチェックするポイントは
・顎が上を向いていないか(頭が後ろに傾いていないか)
・両足が垂れていないか
・胴体がC字に曲がっていないか
などが挙げられます。
どれかが当てはまるようだと、赤ちゃんが肩こりなどを抱えている可能性があります。
体感してみよう!
では、↑のイラストの姿勢が何故肩こりに繋がるのか?一緒に体感してみましょう。
- 椅子に浅く座ります
- 思いっきり猫背になります
- 首を最大限後ろに反らします
- その状態で頑張って1分キープしてみましょう
OKです!肩や首を回したいですか?どうぞどうぞ、リラックスしてください。
…という状態が赤ちゃんにも起きています。
首や背骨をはじめとした関節は「ぎゅっと縮こまったり、ずーっと引き延ばされている状態」が続くと血流が滞ることで痛みを生じます。
猫背でデスクワークをしていると首肩がガチガチになって痛みが出るのもこの原理です。
赤ちゃんだって、小さいけれど人間です。大人より筋肉は柔らかいとはいえ、無理な姿勢を長時間続けることによってダメージを受けるんです。
抱っこ紐から降ろすと泣く、寝かせると怒る…もしかしたら理由は
抱っこ紐で一日中外出した後、床に寝かせると泣いたり怒ったりして落ち着かない…そういう赤ちゃんがいるそうです。
同じような経験はありますか?
実は、長時間同じ姿勢をキープしていると、それ自体には痛みは感じず「もとに戻すときに痛くなる」ことがあります。
電車の中で長い時間居眠りしてしまった後、起き上がったときにめちゃくちゃ痛いアレです。

私はよくやります(よく寝過ごす
そんなときは「抱っこであやす」よりも、
・抱っこ紐の使用方法を修正する
・抱っこ紐使用後に首や背中のエクササイズを取り入れる
といった対処法が有効だと考えられます。
赤ちゃんのための肩こり解消エクササイズ
「あ、自分の抱っこ紐の使い方、よくないかも!」
「抱っこ紐を長く使うと、そのあとグズるんだよね~」
という方には、こちらのエクササイズをオススメします!
赤ちゃんを仰向けに寝かし、両膝うらを抱えながら顔方向に近づけていきます。それだけ!
以前こちらの記事↓でも紹介したものと同じエクササイズですが

背中や首のストレッチ・リラックスとしても大活躍します!
ポイントは
- ゆっくり、少しずつ両足を持ち上げ、体を慣らしていく
- 左右にゆらゆら揺らすなどして、体の力を抜いていく
- 抵抗感がなくなったら、足をより顔方向に近づけていく
ことです。痛がって嫌がる場合も考えられます。ゆっくり、表情を確認しながら行いましょう。
それ以外にもデメリットが…抱っこ紐の仕方を見直そう!
肩の痛み以外にも「首を反り返した猫背の姿勢」を長時間とることによって
・口呼吸になる
・体幹にバランスよく力がつかない
などのデメリットが生じます。
かつ、最初にもいいましたが抱っこ紐使用者にとっても負荷がかかります。
抱っこ紐の時間が長くなってきて体がしんどい
と感じている人は、「赤ちゃんの発達のため」と思って是非コチラの記事を参考に使用方法を修正してみてください(^O^)/
