【より快適な授乳のために】赤ちゃんの哺乳のメカニズムについて知ろう

こどもとスクスクLAB

こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。

 

乳児育児の3大悩みのうちのひとつ、それは

授乳

ですよね!

 

この大事な授乳ですが、お母さん側のおっぱいを作るメカニズムと同じくらい

「赤ちゃんが哺乳(おっぱいを飲む)メカニズム」も重要です。

 

 

赤ちゃんがどうやっておっぱいを飲むのか?を理解することで、

お母さんにも赤ちゃんにも優しい「より効果的な授乳」が出来るようになります。

 

今回は、このメカニズムについて一緒に勉強していきましょう!

 

なかむら
かなこ

実は赤ちゃん、複雑な機能を駆使しておっぱいを飲んでいるんだよね

おっぱいは舌で飲む!

おっぱいって、ストローみたいに「吸い込んでいる」ように見えますよね?

実は、下あごを上手に使って舌を”波状”に動かしながらおっぱいを搾りだしているんです。

 

イラストのように、乳首の付け根に舌をつけ、そこから喉側に舌を波打たせることで、効率よくおっぱいを押し出し、それを吸い込みながら飲んでいます。

 

なかむら
かなこ

吸い込むだけじゃおっぱいは出てこないんだね

 

おっぱいが飲めるからストロー飲みが出来る!と思ったら、実際はそうではありませんよね?

舌を使うおっぱいと違い、ストロー飲みは口を尖らせて圧をかけて飲み込む動作のため、より難しい段階になります。

 

舌の動きを理解して、乳腺炎を予防しよう!

乳腺炎予防には、色々なポジションで授乳をすること、乳腺炎になりやすい部分に「赤ちゃんの下あご」を向けて授乳することが推奨されています

 

これは、おっぱいを搾り出すのは、下あごと舌の動きだから。

つまり、赤ちゃんの下あご側の乳腺からよりおっぱいが搾り出ているためと考えられます。

 

浅吸いが非効率なワケは「乳腺洞」

母乳は、乳房の中にある乳腺(黄色い部分)で産生され、乳腺洞(青い部分)で貯蓄されます。

赤ちゃんは乳腺洞に圧をかけることにより、母乳を飲んでいるんですね。

 

この乳腺洞に圧をかけるためには、赤ちゃんの口が乳輪を全て覆い隠すくらい深く吸い付く必要があります

乳首の先だけ吸っている状態では、この乳腺洞に圧がかけられないため、効果的に母乳を搾りだすことが出来ません。

 

「浅吸いはダメよ~」

 

と母乳指導の際に指摘される理由としては

乳首保護

だけではなく、こういう理由があったんですねー

 

なかむら
かなこ

乳輪は赤ちゃんの口で全部隠す!これが大事な目安です

密着して「陰圧」をかけよう

陰圧って聞いたことありますか?

容器などの内部の圧力が、外部より小さくなっている状態  (大辞林より)

 

つまり、トイレが詰まったときに大活躍するアレや、布団を袋にいれて圧縮するようなアレです。

「トイレ すっぽん」の画像検索結果

共通する重要な点は「スキマがなく密着していること」!!

 

赤ちゃんが母乳を搾り出す際には、この陰圧を利用しています。

つまり、「赤ちゃんの口とお母さんの乳房の間にスキマがなく、密着していること」が同じく重要になるんです。

 

密着させる際のポイント

赤ちゃんの上唇とお母さんの乳房の間には、スキマが生じやすいので注意しましょう。

とくに低月齢で口の小さい赤ちゃんは上唇が内側に巻き込まれやすいです。

 

 

「赤ちゃんは本能で上手に飲む」と思われがちですが、おっぱいを飲むことも”学習”です。

上手に大きく口を開けて飲めるかどうかは個人差があります。

 

赤ちゃんの上唇を上から確認した際に

「ドナルドダックのようなアヒル口」になっているかがポイントです。

■

イラストのように、上唇の色が変わっている部分がしっかり外側に出ているか?をチェックしましょう。

もし出ていない場合は、人差し指を使って上唇を軽く上に引っ張り上げると、唇がぷりっと出てきてアヒル口に出来ます。

 

少しずつ学習が進み指で手伝わなくても上唇が外に出せるようになるので、焦らずゆっくりサポートしてあげてください。

 

飲むのが苦手な子への陰圧サポートは「ほっぺ」から

陰圧をかけるためにもう一つ重要な要素として「ほっぺのお肉」があります。
(↑のイラストでほっぺのあたりにある黄色いシワシワ。脂肪です)

 

このお肉により、より乳首に密着し陰圧を強くかけることが出来るんです。

 

赤ちゃんのほっぺ、可愛いだけじゃなくてめちゃくちゃ有用!!

 

一方、低出生体重児の赤ちゃんなど、ほっぺのお肉が控えめな子たちの場合はうまく陰圧がかけられない場合があります。

母乳授乳の場合は、乳房のお肉がカバーしてくれるのですが、哺乳瓶使用の場合はそうもいきません。

そのような際には、指1本ずつ使って左右のほっぺをギュっと中心に寄せてみましょう。

 

そうすることで赤ちゃんは上手く陰圧を利用することが出来、楽にミルクを飲むことが出来ます。

 

※↓哺乳のメカニズムをスケスケ状態で解説してくれます。英語ですが映像だけでも面白いですよ。

まとめ

赤ちゃんへたくさん母乳を飲ませたい!

乳腺炎を防ぎたい!

 

そのような際にはお母さんがとにかく頑張る!!!…というのもわかりますが、

まずは「赤ちゃん側の母乳の飲み方が効率的に行えているかどうか?」を確認することも重要です。

 

効率が良い哺乳が行えることで、赤ちゃんにとってもラクで快適に、おいしく母乳を頂くことに繋がります。

 

なかむら
かなこ

素敵な母乳ライフをお送りくださーい!

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