こんにちわ、かなこ(@MinmachiBuho)です。
私が今住んでいるメキシコは、「ショー文化」が根付いている文化です。
国立劇場も多くあり、音楽ライブやミュージカル、オペラや劇など「生」のものが比較的手軽に、安い値段で鑑賞することが出来るんです。
以前はライオンキングがやっていたり、今はレ・ミゼラブルがやっていたりと話題作も多く、前々から気になっていました。
というわけでミュージカルデビューに選んだのは「CATS」!
日本では劇団四季でおなじみのミュージカルキャッツがメキシコシティに上陸しています。
日本でも気になっていたものの見たことがなかったこのキャッツ、昨日メキシコにて鑑賞!メキシコミュージカルデビュー!してきました。色々「なんでや…!!!」と思うところがあったのでご報告します。

文化の違いを感じたよ
まずチケットをゲットするまでがドタバタだった
チケットはメキシコの仲介サイトでゲットするorシアターまで直接足を運んで事前購入するの2種類が選べます。
直接購入なら7200円から購入可能なのですが、今回は直前だったこともありネットで買うことにしました。
「購入できたよ!これこれのチェーン店で受け取ってね!!」
と指定されたので、自宅側の支店に立ち寄ったものの
「うちではやってないわ。〇〇(大手レストランチェーン店)にならやってるわよ!」
とたらい回される。なぜ…
よくよくホームページを調べるとほんのいくつかの支店でしか取り扱ってません。とのこと。それをメールに書いてよ…
ちなみに店員さんに紹介された別のチェーン店では取り扱ってませんでした。このパターンもう慣れました。最初っからHPをちゃんと調べないとダメだね。

取り扱い店でも「ネット壊れててチケット印刷できないんだ!ごめんね!」
とさらにたらい回される場合もあるので、余裕をもってチケットを受け取りましょう笑
買った席番がない
さて、開場3時間くらい前にようやく受け取ったチケットですが、席番号は「K31」となっていました。
VIP席ブロックのすぐ後席。一斬前の列の端っこです。
会場に着いてから31、31…と探しつつ端っこに向かったものの
あれ?30までしかない。
うろちょろしてみたものの、K列もそれ以降の列もどう見ても30までしかない。
係員のお姉さんに聞いてみると、チケットと座席をチラっと確認した後、
「K30」に座っていいわよ!!」
とのこと。
周囲には同じく30番以降のチケットを購入した人が困惑してウロウロしており、係員に他の席に案内されていました。
K30には他の人が来なかったからよかったけど、「存在しない座席番号チケット」の謎は未解決事件となりました…
何時に始まるかな?
開始時間は夜8時半、私は15分くらい前に会場へ到着。すでに現地は人でごった返して大盛り上がり。
劇場内へ着々と進んでいく列の一方、開始5分前くらいになってもなんかポップコーン食べてたりお酒飲みながら談笑してめちゃくちゃくつろいでいる人も多数。
この時点で時間通りに始まらないことが予想されました笑
8時半が過ぎたあたりでロビーでくつろいでいた人たちもゾロゾロ入場し。
30分押しくらいを覚悟していましたが、意外と15分押しくらいで始まりました。
あれ?日本ってミュージカル開始時間って押しますっけ?もはや普通がよくわからなくなってきました。
常に落ち着かない劇場内
劇場内は比較的小さく、どの席からでも十分ステージが見えるようなサイズ。
かつ列と列の間も狭かったため、誰かが奥の席に入る際には着席している観客がみんな起立する必要がありました。
しかも、ショーが開始したあとも飲み物やポップコーン販売は継続されていたため、常に誰かがチョロチョロ動いたり、席を立ち上ったりしなければいけない状態。
開始から1時間遅れて入場してくる観客。

いやー終始落ち着きませんでしたね笑
劇場内では写真撮影は禁止されていたものの、スマホの電源を落とすなどの指示や決まりはなく、
さすがに電話する人はいなかったものの、スマホをいじり続けながら鑑賞している人も目につきました。
(隣のお姉ちゃんがずーっとwhat’sappでチャットをしていて、概念違う…!!!と驚愕)
でも最後はもちろんスタンディングオベーション
とはいえ、最終的にはさすがショー文化の国メキシコ
曲やダンスが終わるごとに拍手喝采!最終的にはスタンディングオベーションに「Bravo!!!!!」の嵐!
なんだか落ち着かない約2時間でしたが、最後の拍手と熱狂で「あぁ、来てよかったな…」とうまくおさまることが出来ました笑
アツい気持ちも、カルチャーショックも一緒に感じられて2度おいしい海外でのミュージカル鑑賞!
せっかくのメキシコ滞在なので、引き続きいくつかミュージカルも挑戦してみたいと思います(^O^)/