暖冬とはいえ、まだまだ寒い日が続きますね。
年々寒さに弱くなっています、かなこ(@MinmachiBuho)です。
この時期は寒さだけではなくインフルエンザの流行もあり、なかなか子どもを連れて色んなところへお出かけしづらいのではないでしょうか。
近所の公園なら人込みはないけど…遊んでいる子どもはともかく付き添いの大人は凍ってしまう!
かと言って毎日毎日おうち遊びだとバリエーションもなくなるし、何より子どもの有り余る体力が消費できず、夜もなかなか寝付かない…色んなトラブルが考えられます。
そこで、今回はおうちで出来る体と頭を使った遊び方を紹介していきます(^O^)

寒い冬の日に親子で試してみてください
おうち遊びのポイントは「動きのバリエーションと”固有感覚”」
全身を全力で動かし続けられる外遊びと違って、おうち遊びは動ける範囲も限られているし、障害物も多いため激しい動きはキケンです(大人としても大変…
そこで大切なのが
- 動きにバリエーションを持たせる(速度や動きの種類を変える)
- 固有感覚(回転や圧、速度などの刺激)をたくさん入れる
ということです。
固有感覚って例えばどんな?
具体的な例を解説する前に、深部感覚ってなんぞや?というのを説明していきます。
子どもが大好きな遊具のひとつに「すべり台」がありますよね!
この理由として
- 滑り降りるときのスピードの変化
- 体が落ちていく感覚
等といった、強い感覚を求めます(大人がジェットコースターが好きなのと似ています)。
これらの感覚は「固有感覚」と呼ばれ、体にかかる重量や体の位置、関節の角度や回転などといった「触る、聞く、見る」などのシンプルな感覚とは少し異なる刺激になります。
我々人間、特に子どもたちはこのような固有感覚を非常に喜びます。高い高いやブランコなど、大好きですよね?
そこで、限られたスペースしかないおうち遊びでは「いかに工夫して固有感覚を満たすか」が重要です。
オススメ遊び① おふとんくるくる芋虫ごっこ
こちらのように、分厚い掛け布団や敷布団などを使って、ホットドッグのようにグルグル巻きになる遊びを紹介します!
子ども自ら転がって布団に巻き付いて、元に戻るのを繰り返すのもいいのですが、大人が端を引っ張って「あ~れ~」という感じで元に戻してあげると回転の速度が変わり、非常に面白いです。
布団の中に何かモノを隠して、宝探しのように匍匐前進で探していくのも楽しいですよ。
これらの遊びのポイントは
- 布団の中という動きづらい環境の中でしっかり体幹を使うこと
- 適度な圧や回転がかかることで、感覚的に満足が得られやすい
ということです。
こちらのような布団に巻き付く遊びは、発達障害などの強い刺激を求めて落ち着きづらい子にも適応できます(私が知っている子はグルグル巻きになると落ち着くようで、しばらくそのままじっと感触を楽しんでいました)。
オススメ遊び②:色んな素材をキャッチしよう!
子ども達はキャッチボールなど、落ちてくるモノをキャッチする遊びがとても好きですよね。

とはいえ、おうちの中でキャッチボールは出来ないし…
という時にオススメなのがこちらの遊びです。
この動画では丸めた新聞紙を投げ、子どもたちがそれをキャッチするようにしていますが、様々な素材のものを試してみても面白いですよ。
例えばティッシュペーパーや風船、うすいガーゼなど、軽くてふわふわ動くものではケガもしにくく、まだ素早い動きが出来ない年少さんでも遊びやすいです。
一方、軽いものは風に乗って動きが変化しやすいため、息を吹きかけたりすることによって年長さんでも楽しめる難易度へ調整することも出来ますね。
このような遊びは①の芋虫遊びほど「固有感覚」の刺激は少なくなりますが、「目と手の協調性」を鍛えることが出来る運動です。
目で見たものをきちんとキャッチする。これは小さいお子さん、ボール遊びなどに慣れていないお子さんには意外と難しいんですよね(私は中学生くらいになってもよくボールをキャッチ出来ず顔に当ててました)。
ただボールをキャッチするよりも変化のあるモノを注視する必要があるため、あっちこっちに気が散りやすいお子さんでも集中を促すことが出来ます。

集中しすぎて周りのものにぶつかったりしないよう、片付けをしておこう
まとめ
遊び盛りの子どもたちを抱えて寒い冬の季節を乗り切るのは一大事ですよね。
おもちゃ等で遊ぶ室内遊びもいいですが、おうちの中でも適切に体を動かすことで体力を消費でき、生活リズムの改善にもつながります。
寒さにまけず、メリハリのある生活をつくっていきましょう!