人見知りのメカニズム・対応方法を知って赤ちゃんと楽しく遊ぼう

こどもとスクスクLAB

こんにちは、かなこ(@MinmachiBuho)です。

今日は親御さんを困らせるあいつ、について説明していきます。

 

そう、赤ちゃんが新生児を抜け、少しずつ大きくなり、子どもらしくなってきたころに起きるあいつ…

 

人見知りについて。

 

うちの子は人見知りがすごくて、誰にも預けられないから本当に大変なの

 

うちの子は逆に全然人見知りをしないから、それはそれでちょっと心配…

 

 

 

あっても大変、なくても心配。そんな人見知りですが、これって実は赤ちゃんの大きな成長ってこと知ってました?

今回は、人見知りがなぜ現れるのか?そのメカニズムと、赤ちゃんが人見知りをしない場合の理由、また人見知りが強いお子さんへの対処法についてまとめていきます。

 

なかむら
かなこ

何故かどの赤ちゃんにも人見知りされる人って時々いるよね。

人見知りの時期・メカニズムは?

「赤ちゃん 大泣き いらすとや」の画像検索結果

赤ちゃんはだいたい生後2~3か月くらいになると、人の顔を識別し記憶できるようになってきます。最初はママやパパ等の最も近しいケアギバーを認識するだけですが、生後6か月くらいから「その他の人」のことも認識し、興味をもつようになっていきます。

これが「人見知り」が始まるタイミングです。

 

赤ちゃんの恐怖心をあおっているのは…

目の表情のイラスト(ぎょろり・まつげ)

コレです。「目」です。

人間も動物の一種ですので、目をじっと合わせるというのは威嚇行動に値します。私たちでも、そこまで仲良くない人にじっと目を見つめられると窮屈に感じたりしませんか?

我々は大人ですので、前頭前野と呼ばれる行動や感情をコントロールする脳の部位が発達しています。そのため目を合わせることにより不快を感じても、普通に接することが出来ます。

一方赤ちゃんたちの前頭前野は特に未熟なため、「不快」という感情を抑えることが出来ず、泣くなどの回避行動に出てしまうんですね。

 

特に、普段あまり多くの人に会うことのない赤ちゃんの場合は、他人に対して興味が強かったり、不快な感情が強く出すぎるため、より人見知りをするようになるのかもしれません。

 

なかむら
かなこ

普段男の人とあまり接していない赤ちゃんは、若い女性には泣かないけど男性には大泣き…なんてこともありますね。

 

参考書籍

人見知りしない。どうして?

一方、ほとんど人見知りをしないような子もいますよね。

きょうだいが多い場合や、大家族の中で育っている、色んな人と普段から触れ合う機会が多い…といった環境は育った子はそこまで人見知りをする子にはなりにくいですし

一人っ子・核家族でも全然人見知りをしないでガンガン人に接近出来る子もいます。もうコレは人それぞれ、個性です。

 

「人見知り しない」で検索すると、発達障害や自閉症のことだったり…不安になるような情報がたくさん出てきますが、大抵の場合は個性の範囲で説明できます。我々大人でも、人見知りする人としない人、結構極端にわかれますよね?

 

人見知りしない赤ちゃんでも、反対にコチラ↓のような成長を見せてくれる場合が多いです。併せて確認してみましょう。

楽しいことや嬉しいことがあったときに近しい大人の表情を確認している

人見知りをする頃の赤ちゃんは「自分とあなた」という関係性だけでなく、「自分とあなたとあの人(アレ)」という関係性を理解出来るようになってきます。

楽しい!嬉しい!と感じたときに、「この気持ちを誰か信頼する人と共有したい」という感情を抱くように発達していくんですね。これを「二次的間主観性」といいます。

 

楽しいこと、面白いことを発見したとき、赤ちゃんがあなたに向ける「ねえ、見た?!」の笑顔は格別ですよね。

 

これは、あなたが赤ちゃんの「安全基地」になっている証拠。

安全基地があるからこそ、赤ちゃんは周りをそこまで怖がらず、大胆に色んな人と触れ合ったり、色んな場所に冒険に行くことができるんです。

人見知りの赤ちゃん、どう接すればいい?

ここまでで、見知らぬ人からの「威嚇」ととれる行動を察知し、恐怖心によって泣いたり逃げようとしたりする、と説明しました。

もちろん赤ちゃんによって何が「威嚇行動」となるかはそれぞれ。同じ部屋にいるだけでも怖がる子もいますし、抱っこされるとダメ、という子もいるでしょう。

 

私は大学病院にてNICU卒業生のお子さんたちを月1度外来にてリハビリ診察をしていました。

赤ちゃんたちはだいたい、白衣の人や病院の雰囲気が嫌いです笑

特に、生後半年~歩き出しくらいまでの赤ちゃんは一際人見知りが強い印象です。さらに病院のよくわからない部屋という特殊な状況。そりゃあみんな泣きます。

ただし、リハビリの時間はわずか40分。一度泣かせてしまうともうタイムオーバーというなかで、私が色々気を付けていた体験談を理論とともにご紹介します。

 

今回は、よく見るパターンである「目が合う・話しかけられると泣く」赤ちゃんの場合の対応策を解説していきますね。

座る位置は〇〇!

赤ちゃんが来た!さぁ、まずはどこに座りましょうか。

 

そりゃあ赤ちゃんの顔がよく見える正面じゃない?

はい、ブー!!です。

人間という動物は、正面から相対すると警戒心を抱くものです。面接のとき向き合って座ると、緊張しますよね?

カウンセリングの時は机の角をはさむように、45度くらいの位置に座るといいますが、人見知りの赤ちゃんと相対する場合にも真正面よりも少し角度をつけて、横から向き合ってあげると良いですよ。

 

まずは〇〇と話をしよう!

前述したように、人見知りする頃には赤ちゃんは「私とあなたとあの人」という関係性を理解出来るようになります。

もし知らない人が現れたとしても、自分が信頼する親御さんやケアギバーが親しくお話をしていれば、赤ちゃんは「この人は信頼しても大丈夫そうだ」と理解することが出来るんですね。

 

特におうち以外の場所などで、場所見知りも加わっている場合には余計に注意が必要です。

安心するまで親御さんに抱っこしていてもらい、その状態で(赤ちゃんに話しかけるのではなく)大人同士でしばらく自然に話したり時間を過ごすのがオススメ。

そのうち赤ちゃんは「この人(この場所)は大丈夫そうだ」と思ってくれますよ。

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まとめ

人見知りは「社会性の始まり」と言われます。

もちろん人見知りの程度は個性によりけりで、それ自体は全く悪いものではありませんが、あえて怖い思いをさせる必要もありません。

赤ちゃんとスムーズにコミュニケーションをとるコツは意外とシンプルです。是非ともお試しください(^O^)/

 

参考文献

 

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