こんにちは、かなこ(@MinmachiBuho)です。
協力隊から帰国して早1年半が経ちました。
今から協力隊に行く!行きたい!とお考えのセラピストの皆様に、数万円と面倒な手間が関わる大事な話をしたいと思います。
それは…
「療法士協会どうする問題」
です。
コレ。
今回は大して考えずにうっかり退会しちゃって後から色々気づいたうっかりさんこと私が協会問題について解説していきます。

まぁそんなに後悔はしてないんだけどさ…笑
帰国後絶対復職する可能性のある人は「休会」一択
協力隊に行くセラピストは協会を「休会」するか「退会」するか事前にちゃんと選んでおいた方がいいよ
OSTはわからないけど、PTは一度退会しちゃうと新プロも認定の記録もなくなっちゃうので再入会したら1年目と同じ扱い
その後国際協力の道に行く場合は、そんなに協会入っているメリットもないけど…
— なかむらかなこ@オンライン子育て相談始めました (@MinmachiBuho) February 28, 2019
そう、実はあんなに(そんなにでもない?)苦労して修了した新人プログラムも、認定のためにコツコツためていた生涯学習プログラムも、一度退会すると全部取り消しになってしまうんです!そ、そんな…!!!
再度、入会を希望する場合は、入会手続きが必要となります。新人教育プログラム単位・生涯学習ポイントはリセットされるため、再履修となります。 協会サイトより
と、協会サイトにはっきり明記されております。これはもう覆すことは出来ない…

これ、帰国後に知ったんだけどそもそも新プロ終わってなかった
基本的に医療機関で働く場合にはその都道府県の協会に所属することを求められますよね。
さらに学会発表などに積極的な職場では、新プロを一からやり直すということを要求されるかもしれません。痛い。
帰国後も臨床でガンガンやっていきたいひと(協力隊行く時点であんまりそういう人はいないと思うけど)は、退会ではなく是非休会の手続きを!
医療機関で働く以外の場合は、そんなにメリットがない協会所属
新卒就職時は有無を言わさず入会手続きがあり、その意義を疑ってもいなかったのですが、非会員の今は今でそこまで困ることがないのが現実です。
ポイントは
- 医療機関で引き続き働くか
- 学会などに参加(聴講含む)を積極的にしたいか
の2点だと考えます。
例えば、PT学会や分化学会に演題登録するには協会に登録されていることが条件として必要です(別途料金がかかる)。
なんでや…なんで非資格者はいいのにPTはダメなんや…
と嘆きたくなりますが、謀反者なので仕方ないですね。
聴講のみの参加の場合にも、非会員は圧倒的に参加費が高かったり、そもそも事前申し込みが出来ずに参加枠が締め切られてしまったりということもあります。まぁ、運営費ということなので仕方ないと思いますがね…江戸時代並みの閉鎖感
休会・再入会の時期も大事
基本的に会員制度は年度ごとにまとめられているため、休会申請をする時期を誤ると休むためだけの一年に年会費を払うことになります。
そのため、協力隊に行くことが決まっている年度の前の1~3月の間に休会手続きを終えておきましょう!
現時点での休会手続き期間は
なお、休会継続申請受付期間は【1月1日~3月31日】までとなり、休会継続期間は翌年度1年間となります。
と公式サイトにまとめられています。
この時期をすぎて次年度になってしまうと、その年度の年会費は請求されてしまうので注意。

協力隊に行く場合はいくら手当が出るっていっても、正直そこまで残らないからね
(税金や年金は引かれ続けるから…)
万の出費はデカい。
休会の更新をお忘れなきよう!
この休会手続き、やっかいなことに1年更新です。
任国での活動に一生懸命になっていて(もしくは時の流れがゆっくり過ぎて)この手続きを忘れてしまうと、強制的に退会になります。
もう、うまく休会していってもこの更新を忘れる気しかしない…!!
前述の理由から、協会にしっかり籍を残しておきたい!という方はこの期間内の更新、お忘れなく。
まとめ
現在の非会員絶好調継続中の私ですが、今年度は留学予定のため入会することはないでしょう…(去年一回入会試みたものの、楽天カード作成の件で心折れた。未だにアレやってんの…!!Paypalにせい)
協会の動向が今後どうなるかわかりませんが、一度退会して批判的に見てみるのもまぁそれはそれでアリだったな…と思っています笑。