こんにちは、かなこ(@MinmachiBuho)です。
協力隊に行くよ!という話をすると、本当に色んな人から同じような質問を受けます。さらに帰国後にも似たトピックばかりで正直うんざりすることもありました。
今回、留学するというのにあたり、やっぱり周囲に色々聞かれます。別に悪意がある質問というわけではないにせよ、頻繁に続くと嫌になりますよね。

ということで、今回は協力隊参加や留学をするにあたり、よく聞かれる質問内容と、私なりのかわし方をまとめてみました。
よく聞かれる質問① なんで行こうと思ったの?
これは、協力隊に行く前、また帰国後に本当によく聞かれました…。私、思うんですけど”なんで”っていう質問って本当にトークをつまらなくさせる悪魔のワードじゃないですかね?
「なんで〇〇したの?」
「なんで〇〇が好きなの?」とか
だいたいの動機(特に協力隊や留学など大きい物事)って、ひとつの理由じゃ解説出来ないんですよ。今までの経験やこれからの期待、現在抱えているモヤモヤや不安、そんな色んなことが複雑に絡み合って、最終的にはエイヤ!と決断するわけです。その他のオプションとだって、てんびんにかけたりします。
そのドラマをそんな気軽に聞いてくるんじゃあねえ
ということですよね。何よりエネルギーがかかる。質問した側はノーコストな割にはこちらのエネルギー消費がすごい。ちなみに私の経験だと、協力隊同士だとなかなか動機を聞くことはないです。だって面倒くさいもん。過去は関係ないしね。
というわけで私は①の質問にはいつも「色々あるんですけど、自分の力を試してみたかったんですよね」とかまぁそれっぽく聞こえるような答えを返してました(嘘ではない)。だいたいコレで納得してくれた。
よく聞かれる質問② 帰ってきてからどうするの?勉強してそれで何するの?
これは留学となったときによく聞かれるようになりましたね(多分協力隊のときは周りの人はみんな”こいつは現地で死ぬ”と思ってたからか聞かれませんでした笑)。
まぁ大の大人が大金と時間をかけて留学する!ってなるからにはそれなりに理由があるだろうとか、やりたいことがあるんだろうとか、はたまた私のことを心配して、将来設計ちゃんと出来ているのか…とかいう理由のこともあるのかもしれませんけど。全体的に大きなお世話というやつです。
私はずーっと協力隊から帰ったらディズニーで働こうと心に決めていました。ですがたまたま帰国前日に出ていた開発コンサルの求人に目が留まり、帰国翌日に履歴書を送り、そして何故か採用されるという急転直下の展開を経験しているため、今から数か月後、ましては数年後のことなんて決められねぇという考え方の持ち主です。
そのため、基本的には②の質問をしてきた人に対しては
方向性がズレていなければ、そのときにやりたいことやご縁があったところに飛び込むだけです
と答えるようにしている。
協力隊経験者や古くからの友人で私の行動パターンを理解している人たちであれば、それでだいたい笑って納得してくれる(そもそもそういう人たちはあまりこの手の質問をしない)。
それでも引き下がらない場合には
あなたは勉強するのに理由が必要なんですねー、私は違いますけど
くらいに笑顔で言ってやりたいものである。
親以外の質問に答えるギリはない
これはあくまで私の考え方なので、軽く流してもらって大丈夫なんですが、この手の質問には本気で答える必要がありません。親以外の場合には。
親が反対している、理由をちゃんと示せ!と言ってくるような場合には、ちゃんと納得させてあげたいなと私は思います。育ててきてもらったし。
ただ我が家の両親の場合は留学や協力隊参加に対して反対どころか疑問もぶつけてきたことがありません。有難い限り。というわけで、この手の質問に悩んでいるあなたも、真剣に答える必要ないです。テンプレをつくって軽くかわしましょう。
質問をしたい場合には
逆に、会話の中でもうちょっと掘り下げて聞きたい場合にはどうしたらいいの?という方には、いくつかオススメの方法があります。私自身、そのような聞き方をしてもらってすごく話しやすかったなーと思ったのは
- 理由(Why)ではなくきっかけ(What)を聞く
- 具体的なエピソードや、なにを感じた、考えたのかを聞く
○○しようと思ったのは何かきっかけがあったの?という聞き方であると、決断に至った経緯などが話やすくなります。なぜ、よりもクローズな質問なので話しやすいです。
二つ目は「●●はどうだった?」みたいな抽象的な質問よりも、「一番嬉しかったのは?」など、具体的なエピソードを聞き出すようにすると、とくに協力隊帰国後は面白いエピソードがたくさん聞けると思いますよ。

どうだった?と聞くと、だいたい楽しかったよーくらいの返答しか返ってきません