30歳を過ぎた日本人女性が「海外に出る」という選択肢

留学・ライフスタイル

こんにちは、かなこ(@MinmachiBuho)です。

 

先日休暇を利用しベルギーにて誕生日を迎えました。

同世代かつ海外で活動する友人と二人、人生について将来について、色々考える機会になりました。そこで私の考える「アラサー女性の選択肢のひとつ」として海外に出ることについてまとめてみたいと思います。

アラサー女性による海外生活のメリット①:ジェンダーロールから解放される

まず大きなメリットとして挙げられるのが、日本における「女性なら~すべき」「30歳を過ぎたら~しないとダメ」という年齢やジェンダーに基づいた規範から解放される、ということがあります。

皆さんすでにご存知のように日本はジェンダー平等から程遠く、国際ランキングだと100位以下をうろついている先進国の中では珍しい状態の国です。さらに男女ともに「コツコツ働くことが正義」「家庭を築くことが大人の条件」といったような同一化の気風が強い文化でもあります。

そもそもジェンダー平等の風土が日本より強かったり、多様なバックグラウンドを持っていて他人に干渉しないといった文化の国も多い上に、外国人として生活することで「地元の人間のルール」が適応されない場合も多いです。

 

私が以前住んでいたラテンアメリカの数国では

  • 都市圏のインテリ層は男女が家事や育児を共有するのは自然
  • 公共交通機関ではとにかく高齢者や子ども、子連れの女性を優先し守る
  • はっきりとモノを言うことが社会人として望ましい
  • 組織のトップには当然女性もたくさん
  • 飲み会の席で参加者の女性にお酒の世話などをさせるのは下品

といったような文化がありました。

知らず知らずのうちに「〇〇できない私はこうなんだ」と凝り固まっていたマインドが、違う文化に触れることで少しずつ解きほぐされていく感覚。自己肯定感も上がります。

アラサー女性による海外生活のメリット②:人生のロールモデルに出会える

あなたの周りに国際結婚をした人はいますか?海外で就職した人は?自分で起業して海外展開していった人は?国を跨いで遠距離恋愛や結婚をしている人は?メイドさんを雇って産後数週間で復帰している人は?パートナーが大学院に進学している間女性の側が大黒柱となって働いている人は?

人間というのは、似た環境に似たような人たちが集まります。行くところに行くと、↑のような人たちがマジョリティに変わってしまったりする。みんながみんな、それぞれに個性的な人生を歩んでいたりする。

そういった人たちの中にはもしかしたら「私もこうやって生きたい」という人がいるかもしれません。少なくとも、こうやって生きていってもいいんだ。という安心感が得られることは保証します。

 

アラサー女性による海外生活のデメリット①:将来の”生活基盤”をどこに置くのか

独身子無しアラサーであれば非常に身軽なのでどこへでも行けます。問題は

  • どこで家族をもつか
  • どこで福祉を受けるか
  • どこで介護を受けるか

といったような長期的な課題になってきます。

海外で働いていると、もちろんその国で医療福祉を受けるための制度になっているので、将来的にそこに住まないのであれば引かれている税金は払い損になってしまうし、日本の年金を個人で払っていなければ将来日本に帰国した場合に貰える額が少なくなる。

その辺ももちろん考えなければいけないので、両手を挙げて海外バンザイ!みんな移住しよ!!とは言えないなぁとも思います。日本の医療保険制度は素晴らしいですよ。大事にしなければいけない。

アラサー女性による海外生活のデメリット②:安定したキャリア(人生)の断絶

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ラ・ラ・ランドを見ていてすごくつらい…!と感じるのはいつでも手に入ると思っていた当たりまえの生活が、二度と届かない夢に変わってしまうというところ。

あなたが海外移住や就職をしている間に、おそらくあなたの同級生は日本でどんどん結婚し、子どもを持ち、ビジネスキャリアを築いていくことでしょう。もちろん海外で結婚や家庭を持つ人も多い一方で、それはまだ見ぬ未来です。どうなるかはわからない。少なくとも、不確定要素が高いのは自国よりも他国だと思います。

海外に行く、という決断をすることできっと失うものがあります。それは「日本での安定したキャリア」かもしれないし、「”普通”の家族を築く」ことかもしれない。どちらも手に入れることは、なかなか難しいものだなと感じています。

まとめ

デメリットに挙げた部分については、私もいまだによく悩み、答えが出ていない部分です。そんな中でも、やはり海外に拠点をもつということが私には合っていたなぁと。もちろん日本も好きだけれど、それでも一番ではない。育ってきた価値観から抜け出るということは結構キツイことではあります。それでも、新しい扉を開けると今まで見えなかったものがきっと見えてくる。

海外に行く、という選択肢がもっと女性に(男性にも)自然になればいいなと思います。